29人が本棚に入れています
本棚に追加
その後、魔王らしき人は首を落とされた
画面は切り替わり薄青色の肌の女性が奴隷のように扱われていたり、全裸の褐色のエルフ(大事な部分はモザイクがかかっている)が豚や犬の前に四つん這いになり、上で高貴な格好をしたオッサン達が優雅にワイングラスを傾けエルフを見下していた
「ハイ、お終い。どうだ、興奮した?」
「あんな酷いモノ見せられたら萎えるわ!あと、聞くことが違うだろ!」
「じゃあ守りたいと思ったか?」
「あぁ」
「じゃ、脱げ」
ん?この馬鹿は何を言ったんだ?脱げ?
「とっとと上脱げや」
チンピラみたくガン飛ばしアルが脅しにかかる
「わかった、脱ぐ。脱ぐからガンとばすな」
「無駄に筋肉付いてるな」
上を脱ぎ捨て、アルにそっと胸を触られくすぐったい
「無駄にって」
「最初は痛いかも知れないが慣れれば今より幾分マシな動きが出来るだろ」
アルがそう言った瞬間胸に鋭い痛みが走った。胸を見てみると注射器が刺さっていた
「……う」
急に身体が熱くなり足がガクガクしてきた
「おっと」
アルが倒れそうになった俺を支えてくれた。しばらくすると身体の熱は収まり足もガクガクしなくなった
最初のコメントを投稿しよう!