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「着いてくんなっての!!」
俺は逃げる、それはもう全力で逃げた、逃げ続けた。
しかし、良く考えて欲しい。
勇斗=運動神経抜群
俺=体力普通の一般ぴーぽー
結果は歴然である。
「捕まえた!」
「離せ!勝手に世界でも救ってこい!
なんとか逃れようとする俺に、勇斗はあまり状況を把握できていないためか俺を離してくれない。
やばい、こ
のままだと…
「なにいってんの!?これどうす「あ゛」」
その時だった。
道の真ん中で立ち止まって口論している俺達に好機だと思ったのか魔方陣が一層光かがやく。
「あーもう、結局こうなんのかよ!?」
なんか回転とかまでしだした魔方陣の光が俺達を包みこんだと思ったら、俺の視界はホワイトアウトして途絶えた。
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