64人が本棚に入れています
本棚に追加
普通というかテンプレなら何かしらリアクションがあるはずなんだが…
もしかして俺だけ日本のどっかにでも戻されたか?
「それはそれでめんどくせえな」
はあ、仕方ない…
面倒だがとりあえず誰か探そう。
そう思い俺は森の方に歩き始めた。
==================
主人が旅立って(?)から約10分後
==================
「やっほー!ごめん!待った?」
主人のいた場所に一人の少年が現れた。
「いやー、ごめんね?何故か特異的に転移魔方陣が発動しちゃってさー」
たはーっ、参ったわこれー
的な登場を試みるが、もう主人はいない。
「え?あれれ!?どこいっちゃったの?」
すなわち、どこか残念な感じのする少年の声は独り言になる。
「え?何で?まだ目覚めないはずじゃないの!?」
無音。
「えーーーーっ!」
今さら状況を掴んだ少年の声が辺りに響いた。
最初のコメントを投稿しよう!