男の意地とプライド

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店を出ると空気がヒンヤリとしていた。 星の輝きが空気が冷えて澄みわたっていることを物語っている。夜はまだまだ冷え込んだ。 次があるのか、無いのか、 あるにしても前と変わらずいられるのか、 祐さんは許してくれるのか、 わだかまりは残らないのか、 疑問ばっかりわからないことが頭の中を堂々巡りしている。 帰りの車中は、行きより雰囲気が和んでいたとは思うけど、身動きがとれないようなどうしたらいいかわからないような気分だった。
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