見えない足跡

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暗い夜道を100メートルちょっと歩いて帰宅した。 久しぶりに夜出掛けたような気がする。 息が白い。 月明かりに照らされている道を縮こまって早足で歩いた。 なるべく音を立てないように鍵を開けて家に入ると、父も母ももう休んでいた。 もう少しで日付が変わる。 部屋に入り灯りをつけた。 その時だった… ♪~♪~♪~♪~ あたしの携帯が鳴った。
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