吸血鬼と死神

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「まずは自己紹介をしよう、僕はヘイム・キューズド、そこに居るレイムの父親だよ」 案内されたのはバーカウンターのある部屋で、片隅に机を挟んで2脚の椅子が有りヘイムと陽はそこに座った 「レイム・キューズドよ、よろしく」 黒髪の少女レイムは観察するように陽を見て、別の部屋に行った 「ごめんね、ツンケンしてて、いつもはここまででもないんだけどね」 「俺は侵入者の上に転生者、当然の態度だと思うぞ」 「そう思ってもらえるなら、ありがたいね……さてアーリアちゃんも奥に入っちゃったみたいだから僕達だけで話そうか」 どうやら、赤髪の少女はアーリアというらしい、陽もそれを理解した 「じゃあ、陽くん、君は僕に何を聞きたい?」 「知りたい事は山ほど有るが、魔王の事と俺の前の転生者達の事が聞きたい」 「なら、話すことは一つですみそうだね」 「んなッ!!てことはまさか」 この辺りから陽は前のめりになって話を聞いていた 「そうだよ、陽くんの前の転生者が今の魔王なんだ」 ………長そうなので、要約します  
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