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「……なんで、ヘイムさんはそこまで知ってるんだ」
話を聞き終えた陽はヘイムに尋ねた
「僕の事はヘイムでいいよ」
ヘイムはそういった後、一呼吸おき答えた
「その転生者くんの旅にね、同行していたんだ、レイムがね…
その一部始終を見ていたみたいなんだ」
「そうか、それでか
魔王を倒すって言った時のあの反応」
陽は俯いて言った
「それは分からないけど、魔王についてもっと知りたいならレイムに聞くといい」
陽はしばらく考え、ふと、この家のかなり大きい造りが気になりヘイムに聞いた
「なあ、この家にヘイム達3人以外に人はいないのか?」
少し寂しそうな顔をしてヘイムは話した
「ううん、居るよ 僕とレイムの死神種2人とアーリアちゃん達、吸血種13人、前はもっと居たんだけどね、魔王の一件でだいぶ減っちゃったよ」
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