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「…って、ええぇぇ!」
全てを思い出した陽は、かなり驚いたのかしばらく固まっていた
「うん、衝撃的だよね」
神は何回も頷きながら言った
「て、ていうことはもしかして」
陽は何かに気づいた様で、額に汗を浮かべ神の方を向いた
「全身の血を吸われて、ショック死」
「出血多量死かよ!」
より落ち込んだ陽は、orz状態になった
「ちなみに今回、こっちのミスはないからね」
神は、今回、という言葉を強調して言った
「それって俺が全部悪いってことじゃねぇか!」
より落ち込んだ陽は、地面を転がり始めた
「まあまあ、落ち着いてよ転生させて上げるんだからね」
「いいのか?そっちが悪い訳じゃないんだろ」
少し落ち着いた陽は寝転がったまま神に聞いた
「ううん違うんだ、陽君が最強なんかになった責任はこっちにも有るんだ」
「ッ!?どういうことだ!!」
神が申し訳無さそうに言った言葉に過剰に反応した陽は、一気に立ち上がり、神に詰め寄った
「今は話せないんだよ、でもいつか分かる時が来るから…」
そう言った神に陽が殴りかかった……
が、神は片手で陽の頭を掴んで止めた
「イダダダ、信じるから、信じるから止めてくれぇ」
必死に訴える陽に神はようやく手を離した
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