夏祭。

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着慣れない浴衣着て、神社の鳥居であなたを待っています。 「ごめん。ちょっと遅くなる。」 貴方からのLINE。 確か、去年もそうだったよね? 息を切らせながら、私の方へ走ってくる貴方を私は笑顔で迎え、手を繋ぎ、歩く2年めの夏祭り。 色とりどりの屋台が照らす光によって出来る祭り道は私たちの行く先を明るく示してくれてた。 離れ離れにならないようにと、貴方が手も繋いでくれました。 あの時から、2年目の夏。 今年も一緒に行こうね。 これからも夏祭ループ。 FIN.
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