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爆発の一週間後、アルカディアで原因不明の病が流行り出した。
病は運河を中心に発生していたため、クロッカス研究所にあったなんらかの薬品が流れたのでは無いかと当時の専門家が語っていた
1ヶ月後…原因不明の病を患った病人たちが暴れ出す事件が多発したのだ。そのあまりの多さにアルカディア軍が鎮圧にあたる事態にまで発展した。それでもこの不可解な事件が解決する事は無かったが…
そのさらに3月後…アルカディア軍に所属していた兵士のおよそ4割が戦死していた。
そう…兵士たちは戦死したのだ。毎日ハードなトレーニングを怠らない兵士たちが病を患っただけの病人に戦闘して負けたのだ
この瞬間から、生き残った人々は逃げの一途をたどる事になる
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