異世界に着きました。

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「ったく、あのチャラ神ヤロー…とりあえず異世界に着いたわけだが…。」 湊はチャラ神の落とし穴式転送により、予定とは大分違う場所に転送された。 「何でまた、こんな街のど真ん中に転送なんだよ…。」 呟いた湊の周りには人集りが出来ていた。 急に空から降ってきた男に、街中の者たちの視線が集まるのは当然。 『あーテステス…。こちら神こちら神。湊どうぞ。』 突然、頭の中に響くチャラ神の声に目を見開く。テレパシーだとッ!? 「チャラ神…テメェ。この状況を説明しやがれ。」 『何て言うかあ~間違えちゃいましたぁ。すまぬ許せ(笑)。』 「お…前…ころ…す。絶対にコロォォォス!!」 『まぁまぁ、湊ちゃん怒らない怒らない。それよりも、説明し忘れた点がいくつかあるから、よく聞きなさいな。』 最初に言っとけハゲ神! 「説明?何か他にあんのかよ。」 『勇者の人数と魔法の使い方をちょこっとレクチャーなんだけどさ。その前に、とりあえず湊ちゃんが倒さなきゃならない勇者の数は、全部で七人だ』
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