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教官との間合いを計りながら、俺はヴァンの方へと近づく
レーヴァ「やっぱ正攻法じゃ無理だな」
ヴァン「正攻法とはちょっと違うけどな、じゃあどうするよ?」
レーヴァ「そうだな…ヴァン、アレ持ってるか…?」
クリス教官「相談は終わりか?」
ちょうど作戦会議が終わったところで教官が話しかけてくる
ヴァン「そうだな、待っててくれるとは思わなかったぜ」
クリス「これはあくまでも授業であり実戦じゃないからな」
ヴァン「言ってくれる…な!」
そしてヴァンは一気に間合いを詰め、教官に斬りかかる!
…しかし、その攻撃は簡単に受け止められる。さらに絶え間なく素早い攻撃を数回打ち込むも全て弾かれた
クリス「ふっ、それで勝てるとでも思ったか!」
言葉と共に打ち出された拳をヴァンは辛うじて受けるが、威力を殺しきれず、吹き飛ばされる。
ヴァン「まだ終わってない!」
そう言って空中で体勢を立て直したヴァンは空中から苦無を投げる。
何本も投げられたそれは一斉に教官へと襲いかかるが、教官は身体に当たるものだけを弾き、残りを軽くいなす。
ヴァン「…これで決まりだ!」
そう言ってヴァンが腕を引くと当たらなかった苦無のひとつに結ばれた細い紐によりそれは軌道を変え、教官の足に絡みつく
クリス「…何?」
ヴァン「今だ!やれ!」
再び紐を引き教官の体勢を崩したところで詠唱を終えて保持していた魔術を解放する
レーヴァ「エクスプロージョン!」
俺の術発動とともに教官は爆炎に包まれた
ヴァン「…やったか?」
レーヴァ「さあな、気をn「フハハハハ??????」
突如爆炎をかき消し、クリス教官が飛び出してきた
あ…死んだ俺ら
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