出発式

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いきなりの攻撃に面食らったものの空中で体勢を立て直し、着地には成功する ヴァン「てめえ!いきなりは卑怯だろ!」 レーヴァ「ヴァン…仮にも教官にてめえはないだろ…せめて脳筋とか鉄人とか…」 クリス教官「お前ら2人には礼儀というやつを叩き込み直さねばならんようだな…」 ちょっとした冗談なのに…ヴァンのせいだな… レーヴァ「んなことはともかく…行かせてもらいますよ!」 そう言って一気に間合いを詰め、その勢いを乗せた水平切りを放つも難なく受け止められ、つばぜり合いになる …相変わらず堅いなこの木刀! クリス「真っ正面から来るとはいい度胸だな?」 レーヴァ「奇襲かけるのは俺の役目じゃないですからね!」 無理やり剣をぶつけあう横からヴァンが体を滑らせるように近づき、斬撃を叩き込もうとした ヴァン「もらった!」 クリス「甘いわ!」 その瞬間一気に剣を押し返され、俺と教官の間に空間が空き、木刀の拘束が解ける 次の瞬間に体を反転させた教官は木刀をヴァンの剣に、回し蹴りを俺の腹へと放った! キィン! レーヴァ「くっ!」 咄嗟に盾でガードしたため大ダメージにはならなかったものの、木刀を使っているとは思えない音を聞きながら再び大きく吹き飛ばされる ヴァンはというと素早さでは勝るもののパワーで大きく劣るため、つばぜり合いを避け大きく飛び退いていた やっぱあの化け物相手じゃ一筋縄じゃ無理か…!
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