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ヴァン「よっと。そう簡単には捕まらないからな」
ヴァンはあっさりかわすも俺だってこれで終わりではない
レーヴァ「いいからとっとと捕まれ!
今なら制裁も通常比1.5倍ぐらいで勘弁してやるから!」
ヴァン「0.5倍なら考えてやるよ!」
もはや無傷で捕まえようなんて考えてない
蹴りを繰り出すもヴァンはこれもかわして出口へと走る
リンダ「こっちに来るてゃいい度胸ね…ボッコボコにしてあげるわ」
その先に待つのは目をランランと光らせるリンダ。
その右手から目にも止まらず繰り出された拳をかわすも出口は突破できず「獲物」は再び間合いを取る
ヴァン「…てめぇ、今失礼なこと考えなかったか?」
レーヴァ「それを考える暇があるとは余裕だな!」
再び俺は掴みかかるもまたかわされる
…この間、フィーナの部屋は全くその状況を変えてはいない
なんでも忍び込んだ部屋を乱さないのはやつなりの美学なのだそうだ
…正直理解はできない
ヴァン「あ、そうそう…」
突然ヴァンは俺から目をそらしリンダを見た
ヴァン「リンダは今日は黒か~。セクシー♪」
レーヴァ・リンダ「「……は?」」
今の発言の意味を一瞬気づかなかったが、俺よりも早く理解したリンダが顔を真っ赤にして振りかぶる
リンダ「ア、アンタってやつはぁぁぁぁあ!!!!」
ヴァン「隙有り!」
フィーナ「きゃっ!?」
リンダが思わず飛び出したところを見逃さず、フィーナの悲鳴とともにヴァンは横をすり抜け部屋を出る
それを見た俺たちはようやく我に返る
レーヴァ「…やられたな、くそっ!」
リンダ「もう!待てーーーーー!」
フィーナ「…あの!私を置いていかないでくださ~い!」
俺たちは急いで後を追った
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