勇者の人選ミス

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凪「じゃあ、ありがとうございました」 五朗「待て!」 凪「なんです?」 五朗「おじちゃんにお礼をくれないか?大丈夫だよ、気持ちいいことだからね、ハァハァ」 凪「男子のお手洗いに?」 五朗「そうだね、ハァハァ」 そして手を掴むと凪ちゃんはゆっくりと身を任せてくれた。 そして、男子トイレに連れ込み、個室に入ったところで、掴んでいた右手の感覚がなくなった。 右手を視界に持ってくると、手首から先がない。 五朗「ぎゃああああ!!」 凪「うるせーし、きたねー手でさわんな」 後ろを見ると、儂の右手を持ってた凪ちゃんが儂を見下ろしていた。 兎に角痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。 凪「わりぃな、依頼人からは裏切る状態で便所でやれとしかいわれてねーんでな」 瞬間、凪ちゃんが振りかぶったナイフが儂を貫いた。
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