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『ふはははははは、此れでお主は今日から大魔王だ。』
このバカ幼女は気まずくなりその空気を崩す為に私を大魔王にしました。
『そうだな、次はほれ。』
そう言って本をねじ込まれました。何を言ってるか分からないかもしれませんが、私も何をされたかわかりませんでした。
『歴代大魔王の知識を継承してやった。』
其れを私は頭痛に悶えながら聞いて居ました。
『継承には数日間掛かるだろう。継承が終わり次第魔法王と名乗る者が来ると思う。代々大魔王に使える魔王だ。』
当時はこの頭痛が原因で四日間寝込んでしまいました。
そんな、意識が朦朧として居るのはお構いなく元大魔王は話続けました。
『我は、そろそろ限界な様だ。此れからの大魔王としての人生たのしめよ。』
大魔王の最期の言葉は、私を吹っ切れさせました。
この事から一週間後、魔法王ロアと名乗る(変態)紳士的な見た目青年(ロリコン)が私の元を訪れました。
そして、ロアに魔法を教えて貰ったり、歴代大魔王達の遺した武術や剣術を練習したりして今に至りました。
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