薄幸の女流童謡作家
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「お魚」 海の魚はかはいそう お米は人に作られる、 牛は牧場で飼はれてる、 鯉もお池で麩を貰ふ。 けれども海のお魚は なんにも世話にならないし いたづら一つしないのに かうして私に食べられる。 ほんとに魚はかはいさう。
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