8人が本棚に入れています
本棚に追加
(だから俺はできる限りこの能力は使わずに勝ちたい。)
光の塔では
「ぐわっ!」
「サーベルト!」
とうとう俺だけになってしまったか。ゼロの第二部隊がまるで子供扱いだ。
俺は今闇の戦士の一人
ロバータと戦っている
この男は闇の戦士の中では相当の実力者だろう。俺達第二部隊が一瞬で、しかも奴は足しか使っていない。
(俺も体力的にはもう限界だ。こんな奴があと何人要るんだ。)
「おいおい、その程度か?ゼロって言うのは。少しは楽しめると思ったんだかなぁ、拍子抜けだぜ。」
「くっ!」
「もっと強い奴はいないのか?要るんだろ?アルバーンてのが。」
「っ!!」
(まさかこいつはっ!)
辺りを見回して見ると、光の塔には傷一つ付いていない。
こいつは俺達が着いた時にはロバータとか言う奴はすでにいた。なのに光の塔には傷一つ付いていない。
「お前はまさか!アルバーン様と闘う為にここに来たのか?」
「それ以外何があるそのアルバーンとか言う奴と闘う為にここにいるんだ。じゃなかったらこんな塔ソッコーでぶっ壊してるっつーの。」
「やはりか!」
「何なら今すぐこの塔をぶっ壊してアルバーンって野郎を引っ張り出してやろうか?」
「っ!やめろぉ」
「もう遅ぇよ!」
奴が塔を壊そうとした次の瞬間!
「ぐはっ!?」
奴が突然遠くに飛ばされた。
「っ?」
何だ?一体何が起きたんだ?
「おい、俺に用が有るなら塔に手をだすんざゃねぇよ。」
気付いたらアルバーン様が俺のすぐそばにいた。
最初のコメントを投稿しよう!