宿敵現る!

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(だから俺はできる限りこの能力は使わずに勝ちたい。) 光の塔では 「ぐわっ!」 「サーベルト!」 とうとう俺だけになってしまったか。ゼロの第二部隊がまるで子供扱いだ。 俺は今闇の戦士の一人 ロバータと戦っている この男は闇の戦士の中では相当の実力者だろう。俺達第二部隊が一瞬で、しかも奴は足しか使っていない。 (俺も体力的にはもう限界だ。こんな奴があと何人要るんだ。) 「おいおい、その程度か?ゼロって言うのは。少しは楽しめると思ったんだかなぁ、拍子抜けだぜ。」 「くっ!」 「もっと強い奴はいないのか?要るんだろ?アルバーンてのが。」 「っ!!」 (まさかこいつはっ!) 辺りを見回して見ると、光の塔には傷一つ付いていない。 こいつは俺達が着いた時にはロバータとか言う奴はすでにいた。なのに光の塔には傷一つ付いていない。 「お前はまさか!アルバーン様と闘う為にここに来たのか?」 「それ以外何があるそのアルバーンとか言う奴と闘う為にここにいるんだ。じゃなかったらこんな塔ソッコーでぶっ壊してるっつーの。」 「やはりか!」 「何なら今すぐこの塔をぶっ壊してアルバーンって野郎を引っ張り出してやろうか?」 「っ!やめろぉ」 「もう遅ぇよ!」 奴が塔を壊そうとした次の瞬間! 「ぐはっ!?」 奴が突然遠くに飛ばされた。 「っ?」 何だ?一体何が起きたんだ? 「おい、俺に用が有るなら塔に手をだすんざゃねぇよ。」 気付いたらアルバーン様が俺のすぐそばにいた。
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