8人が本棚に入れています
本棚に追加
「アルバーン様?何故ここに?」
「何故じゃねぇよ!何がゼロは関係無いだ。おもいっきり関係あるじゃねぇか。」
「す、すみません!何せレイファー王様に「アルバーンには言うな。」と堅く口止めされていたもので。」
「たっく用。んなもん無視すらゃあいいじゃねぇか。たまには親父の言うことは無視してもいいんだぜ。」
「し、しかし!」
「お前は相変わらず硬い奴だなぁ。一回だけでもいいから無視してみろよ、結構気持ちいい物だぜ。」
「そ、そう言う物でしょうか?」
「そう言う物だ。まぁそんな事はさておき、あれをどうにかしないとな。」
マックスと駄弁っていると男が起き上がってきた。
周りを見ればマックスの部下達が無残に倒れていた。これをあいつ一人でやったのなら、相当な腕だろう。
(さすが闇の戦士、きっちり鍛えられている。マックスの隊は決して弱くはない。実力は俺の隊の次に強い。ま、俺の隊のには及ばないがな。)
「いって~なぁ。おい!今俺様をぶっ飛ばした奴はお前か!」
「あぁそうだ。お前はこの俺、アルバーン・リキッドが相手になってやる。」
俺の名前を聞き、男の顔が変わった。
「・・・お前が、アルバーン・リキッド
だと?」
「だったら何だ?やるか?言っておくが俺はこいつと比較に成らない位強いぞ。」
そう言って揺さぶって見ると、
「クックックッ。そうか、お前がアルバーン・リキッドか。成る程グラビドン様が言った通り強そうだ。」
男は笑いながらそい言った。
最初のコメントを投稿しよう!