宿敵現る!

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ロバータが止めの一撃を喰らわせ様とした次の瞬間、 (ピカッ!!) 「な、何だ?何が起きているんだ?」 突然の光が俺を中心にここら一帯を包み込んだ。 「一体何が?」 次第に光は消えて行き、俺が姿を現す。 「な、何だその姿は?」 ロバータが見た俺は、さっきのゼロの戦闘服姿ではなく、まるで別の姿だった。 「これは天空神(ゼウス)モード。用心しろ、こっからはの俺はさっきと比べ物にならないぞ。」 「ふん。それがどうした!少し変わったからっていい気になるなよ!!」 奴はまた一直線に俺に向かってきた。 (またバカの一つ覚えの突進か) すると、 (ぐぅん!) (ん、軌道を変えた?読まれない為にうねらせてきたか。) 「喰らえ!漆黒の一撃ブラックインパクト!」 黒い闇のオーラを纏い、凄まじい速度でうねらせながら突っ込んでくる。 (猛スピードで突っ込んできたか。しかもあれを喰らったちとやべぇなぁ。) 俺は右手を槍を持つように構え、右手にオーラを集中させる集中させたオーラは雷を起こしやがて槍の形になる。 「轟け!雷鳴の一撃ケラウノス!!」 俺が放った槍は突っ込んできたロバータに向かって光の速さで飛んでいった。 「う、うわぁーーー!!」 ロバータはあの一撃で細胞も残さず跡形もなく消えた。 「す、すごい!あんなの俺も見たことがない。!あれがアルバーン様の真の力!」 マックスがそんな事を呟いていると、 (フッ) 時間切れのようだ。 「ふっ~っていってぇー!もうきてやがる!」 「アルバーン様!」 「気にするな。これを使うと一週間筋肉痛と疲労が抜けないんだ。だからあまり使いたくなかったんだよな~。」 「そうなんですか。でしたら私を使って下されば良かったのですが。」 「馬鹿野郎、お前はもう限界だろうが、あんなの俺だけで十分なんだよ!」 「そ、そうですか。」 「・・・・・・」 実の所、結構危なかった。ロバータの攻撃を浴び続けていたら殺られていたのは俺だったかもしれない。 (最後の一撃は喰らわず倒して良かったと思う。喰らったら逆の立場になっていただろう。 もっと力がいる。あれ位の奴を圧倒する程の力が!) 次の瞬間!
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