ゼロ

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「あっ!」 「どうしたリカ。」 リカが何かに気がついた何だ? リカの視線の先には、 「・・・・・!」 あれは確か ゼロの第二部隊隊長の マックス・バドゥ 何故こんな所に? 「ようマックス。奇遇だなこんな所で」 マックスがこちらに気づいたようだ。 「これはこれはアルバーン様ではないですか。奇遇ですね。」 この男、身長190を余裕で越える程の巨漢。奴の自慢は、気耐え抜かれたその肉体美。 毎週ジム通う程の筋肉ばかである。腕の太さが女性のウェスト程あるのではないかと言う程太い武器は刃渡りがマックスと同じくらいの片刃の剣。刃はノコギリの様になっている。 「おいおい部隊の幹部連れてどこ行くんだよ。」 「申し訳御座いません。アルバーン様にはお答えすることは出来ません。」 日も暮れそうなこの時間帯、しかも幹部連中を数人連れて行くのは少し気になるな。 「お前ら本当に何処に行くんだよ。俺に言えない事って何だ?」 「さっき申し上げた用にお答えすることは出来ません。それが例えアルバーン様でも。」 やっぱりこいつは口を割らない。噂ではどんな拷問にも耐え抜けたという噂を聞いたことある。 だが、今確か・・・ 「では我々はこれで失礼させて頂きます。」 「・・・まぁ何だかよくわからんが喋れない ならしょうがねぇな。 「ではこれで失礼させて頂きます。」 マックス達とはその場を後にした。 「・・・・・・」 「どうしたの?」 不意にリカが俺に尋ねてきた。 「いや、何でもねぇ少し気になっただけだ、気にすんな。」 そう笑顔でリカに嫌な心配を駆けないようにした。 「・・・そう、それならいいけど」 それからリカを家まで送ってそしてさっきの事を考える事にした。
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