ゼロ

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マックスが幹部連中を数人連れて行くのには必ず訳がある。 (俺に話せないなら親父には話しているはず、もしくは親父の命令で動いているのか?) とりあえず親父に聞いてみる事にした。 リキッド家にて 「親父」 「何だ?アルバーン。用があるなら後にしろ。今忙しい。」 この男のことは説明するまでないが、光の世界の王だ。そして俺をゼロの第一部隊隊長に任命した張本人だ。 「忙しいのはマックスの件の事についてか?」 「・・・お前には関係ない。」 やはり親父が絡んでいた。 「別に隠すことないんじゃないか?俺だってゼロの一員だぜ!」 「今回の件にゼロは関係ない。」 「何?」 ゼロが関係ない?どうゆうことだ? 「じゃぁ何でマックス何だ?他の幹部連中でいいだろ。」 「お前には関係ないと言ったはずだが?」 「ぐ・・・!」 「用がそれだけならもう部屋に戻れ。」 「・・・・・・」 俺は黙って自分の部屋に戻った。
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