光と闇≪神を憑依する者≫

宿敵現る！

(光の塔か、問題無ければいいが)

さっきも言ったように光の塔では闇の世界の者が頻繁に出てくる。
光の塔は光の世界を支える為の必要不可欠なのだ。さらに光の塔には不思議な力があり、
例えばケガを瞬時に治したり、病人を癒す治癒の能力がある。だがしかしそれはあくまで光の世界の塔での話しである。闇の世界の塔では、能力の大幅アップ、力の倍増など、ちからを上げる為に造られたようなもの。
本来、光の塔や闇の塔はそれぞれの世界を支え、守る為に建てられたものだが、闇の世界の王、グラビドンが、「それだけじゃつまらん」と、言い出した。
闇の塔では力を付け、光の塔では傷などを癒す為など塔の力は光の世界の者と闇の世界の者と共存する為にの力。
だが、今では光と闇は敵対している為、片寄っている。戦闘になっては、力を付け続けてきた闇の世界の戦士を相手にするのは、少々危ない。

(たとえマックスでも手こずるだろう。急がねぇと。)

とその時。

「ドォーーーーーン!!」

光の塔の方角から爆音が響いた。

「何だ？爆音？クソ！やはり戦いが始まっちまったか！」

警戒していた事が起こってしまった。急がねぇと光の塔が壊される。

「俺が着くまで耐えろ

よマックス。」

俺の力なら闇の戦士の一人や二人何とかなる。

(俺のこの「天空神(ゼウス)モード」があれば。)

この力があれば普段の力の三倍以上の力で戦える。だがリスクがある。これを使ったら一週間筋肉痛や疲労が抜けない。しかも一日二回以上の使用は命が危ない。
数年前、闇の戦士との戦いの時、誤って二度使ったら一週間意識不明の重体になり、死にかけた事がある。