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転校してきて一ヶ月と半分くらいすぎた。結局これまでありきたりな嫌がらせだけだったけど...
ついに直接的なかたちできた
靴箱に手紙があったのだ
《神田楓様
お話があります。昼休みに体育館裏へ来てください》
どうしよう。
「なんだ?それ、ラブレターか?」
『うわっ!...あ。会長さんじゃないですか。おはよーごさいまーす』
びっくりさせんなバ会長
あ、ごめんなさい☆
「だから、質問に答えろ」
『ラブレターという名の呼び出しです』
「着いていくか?」
まあ。紳士wwwwwwww
でもーーー
『多分1人で行った方がいいです。それに、生徒会の皆様が来たら尚更です』
「しっしかし」
『とりあえず1人でいきます。会長さんは他の役員に言っといて下さい。もしものとき、頼みます』
これが懸命だと思う
「...わかった」
『ありがとうございます』
「無茶すんなよ?」
『心配してくれるんですか?』
「違う。風や凜が泣き出すからだ」
あら。かわいい
『わかりました』
やっぱりみんな優しいね
早く解決するためにこのラブレターという名の呼び出しという罠に引っ掛かってあげようかな♪
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