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ペチン
軽く頭に手が置かれる。
「ちょっと大翔
美里に気安く触んないでー」
「ハイハイ」
大翔君は、笑って葉月ちゃんの頭を撫でる。
「妬くなよなー」
「誰が!」
仲良いなー。
いつものやり取りに、クラスメイトも笑うけれど。
大翔君が違う友達のところにいくと。
「・・・美里ぃー」
泣きそうな声でもたれ掛かってくるから。
よしよしって。
頭を撫でる。
「なんで私、可愛いこと言えないんだろ.......」
私からみれば、十分可愛いんだけどな。
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