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夢でも恐いモノは恐い
「え??」
姉の部屋に居ると、紙を見付けた。
チラシ。
ライブのチケットが付いていた。アリプロの。
母宛だった。懸賞で当たったらしい。しかもライブは今日だ。
「行きたい!」
私がそう言うと、母はオシャレなカメラを取り出した。
「そういえば、学校にSちゃん(私の親友)が居たで。多分チケット持ってたと思う。」
「は??学校って休みじゃん??」
「居たの」
母は「Sちゃんと楽しんでおいで」と、私にカメラを渡した。
しかし、
「このチケット、使用期限が平成5年の5月だ。」
起きた今なら判る。
意ん味ッ不ん明ェェエェェッッッッッ!!!!
ライブ今日だろ!?なら使用期限は今日だろが!!
しかし、夢の中の私はそんな事気にしなかった。
「郵便局でお金に変えれる」
と母は言った。
「そんなの出来んの??」
私は訪ねる。母は「出来る」と言って、私を外に出した。
そして学校・・・では無く、デパートに行った。しかもちゃんとSは居た。
学ッッ校ォじゃなかったのかヨォォォォォォッッッッッッッッッ!!!!しかも何で自分デパートに行ったわけ!?居るって判ったわけ!?
まあ私の夢は何時もこんな調子で不思議だらけだが。
相変わらず夢の私は不思議だとは感じていない。
「あっ!S!」
Sを呼んだ。
「あ~、R(私)~。」
Sはチャリに乗っていた。
何でデパートの中でチャリンッッコッッ乗ってんだヨォォォォォォッッッッッッッッッ!!!!しかもついて来た妹も乗っていた。
つか妹はいつの間について来てたんだヨォォォォォォッッッッッッッッッ!!!!
しかし夢の私は全く不思議そうじゃない。
そして妹はいつの間にか居なくなっていた。
「あれ?」
良く見るとSの後ろに誰か乗っている。
「N田!?」
「お~」
N田だ。どうやらN田もチケットを持っているらしい。
そして直ぐ其処の郵便局へ。
勿論デパートの中。
ちと不思議だが、マシになったな。
そしてSは、郵便局の前までチャリンコ飛ばして行く。判るかな??車で急ブレーキかけて、後輪だけ動いて停まるやつ。
スキーとかでもやる止まり方!!アレをチャリンコでしよった!!
お前は超人か!!
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