5/6
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
* * * * * * * * * * 「たのも~」 「…あなた達ね?裕美から聞いてるわよ」 「素人が挑んでくるなんてバカみた~い」 「だめよ~そんな事言ったら~」 「…四人だけですか?」 「ええ、でも安心して?素人に負けるようなことは無いから」 「ははっ…好きですよ?先輩方のような傲慢な人」 「なっ!?」 「高笑いしててくださいよ…その顔を絶望に染めてみせますからw」 * * * * * * * * * * 「ルールは、勝ち残り戦で良いわよね?」 「大丈夫だよ大宮さん」 「随分余裕そうね?猿渡君」 「そうかい?」 「その余裕いつまで続くかしら?」 * * * * * * * * * * 「あ…れ?」 「ん?どうしたの?大宮さんw」 「くっ…」 「残念だね~後三手で詰みだよ」 「…嫌な笑い方ね」 「ははは…そうかい?」 「昔から君は…喜美野さんのため?」 「さぁ?どうだろうね」 * * * * * * * * * * 「…仁すげー」 「これが本当の(高)飛車取りだなw」 仁は残りの先輩も軽く倒してしまった… 「…何で素人がこんなに強いのよ」 「猿渡君…喜美野さんたちなんかとふざけてないで、私達と将棋しましょうよ?」 「大宮さん…約束覚えてるよね?今日から此処は俺らの部室だ」 「…わかってるわよ」 大宮たち元将棋部は部屋から出ようとした 「あっ、出て行く前に謝ってもらえるかな?」 「…何で?」
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!