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「たのも~」
「…あなた達ね?裕美から聞いてるわよ」
「素人が挑んでくるなんてバカみた~い」
「だめよ~そんな事言ったら~」
「…四人だけですか?」
「ええ、でも安心して?素人に負けるようなことは無いから」
「ははっ…好きですよ?先輩方のような傲慢な人」
「なっ!?」
「高笑いしててくださいよ…その顔を絶望に染めてみせますからw」
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「ルールは、勝ち残り戦で良いわよね?」
「大丈夫だよ大宮さん」
「随分余裕そうね?猿渡君」
「そうかい?」
「その余裕いつまで続くかしら?」
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「あ…れ?」
「ん?どうしたの?大宮さんw」
「くっ…」
「残念だね~後三手で詰みだよ」
「…嫌な笑い方ね」
「ははは…そうかい?」
「昔から君は…喜美野さんのため?」
「さぁ?どうだろうね」
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「…仁すげー」
「これが本当の(高)飛車取りだなw」
仁は残りの先輩も軽く倒してしまった…
「…何で素人がこんなに強いのよ」
「猿渡君…喜美野さんたちなんかとふざけてないで、私達と将棋しましょうよ?」
「大宮さん…約束覚えてるよね?今日から此処は俺らの部室だ」
「…わかってるわよ」
大宮たち元将棋部は部屋から出ようとした
「あっ、出て行く前に謝ってもらえるかな?」
「…何で?」
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