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「僕の仲間をバカにしたことについて」 仁はニッコリ笑った * * * * * * * * * * 「見ました!?あの大宮さんの怯えた顔」 「顔が引きつってたね~」 「少しお気の毒でしたね…」 「泣きそうになってたね…かわいそう」 「奏ちゃんも猪谷さんも甘いよ…勝負だったんだから」 「でも…」 「それに、あの四人は普通に強かったよ?」 「…余裕そうに見えましたが?私が出る幕もなく」 「そりゃ、俺だって本気出さなかったら負けてたよw」 「……」 『一人称直ってるし…』 「彼女たちの敗因は1つだよ…」 「…1つ?」 「僕が相手だった事だけだよ」 そう言って仁はニヤリと笑う 『…仁は敵に回したくねぇ~な』 「さっ!部室も確保できたし、今日は帰ろうか?」 「そ~だな」 「明日から、エトセトラ活動開始だ!サボったりしたら…わかるよな?」 猿渡仁…多重人格な問題児 ニコニコと笑う仁と対照的に部屋の温度が急激に下がったような気がした…
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