エイル

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「可愛い可愛い、エイルちゃーん」 少し余韻に浸っていると、唐突に扉が開いて変態が入ってきた。 あぁ、そうだった。 過去がどうあれ、今とは違う。 「俺様ぁ、ちょ~怖い夢見たのー 慰めて~!主に体で」 「奇遇ですね、私も胸くそ悪い夢を見たんです」 こんな会話の最中も、蛸のように唇を伸ばす変態と相手の頭に爪をたてる私の攻防は行われる。 コイツにどんな過去があるかは、知らない だが、それと今のコイツは違う。 今のこいつは魔王で… 性犯罪者だ!
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