賭生育成高校

入学

「そんな人種こそ人の上に立つにふさわしい人材であり、経済を発展させていくのである。その思いから私はこの科を設立したのです。」

「…まあ君たちの中にはそんな事より気になることがあるでしょうこの科の賞与について、この事について私の口から宣言しよう」

男の発言に対し何人かの新入生はざわめきだした、

「ニュースなどで取り上げられてるようにこの科を無事最後まで残れたら賞与とし一億円をその生徒に与える、そしてこの金額は最低でなく最悪どんな不足な事態でも与える金額であり通常ならばその倍、上手ければ十倍を与えることを宣言しよう」

ざわめきはさらにまし中には大声を発する生徒も現れた。男は静かにするよう促し静まるのを待ち声がなくなった所で話を続ける、

「察しの良い生徒ならば気づくでしょうがただ座って授業聞くだけで貰えるほど甘くはない、君達には三年間賭生科に残る為の勝負をしてもらいます」

「君達はこの科に入る際入学金の他に百万円を支払いましたでしょう。この百万を資本金としゲームを行います。」