賭生育成高校

入学

ゲームと聞き新入生達は耳を傾ける、なにせ一億以上の賞与が貰えるゲームだ聞きそびれて不利になるなんてとんでもない、男は胸ポケットに収まるサイズの携帯端末を取り出し

「ルールは簡単、賭生科にのみ配られるこの電子手帳に記載されているゲームに資本金百万を賭けてもらう、勿論勝った者は賭け金をいただき負けた者はその分減るそして資本金が０になってしまったら強制的に賭生科を辞めさせていただく、つまり三年間互いを落としあっていただく」

男は意地悪く、そしてたのしそうに言う新入生達は気づくここにいる百五十人全員が敵であり普通の高校生活みたく友達をつくるなんてことは厳しいことを

「ゲームの種類や行える日時、その他についてはそれぞれのクラスの先生に聞いて下さい。これで私の話は終わりますが最後に一つ、決して負けたからといって恨む事はないよう暴力行為なんて以ての他、次に自分がすべき事を見つけるように」

男はいい終わるとマイクを置き一礼をすると壇上から去っていった。