俺の妹はクールビューティだと思う！

妹とは何だろ？

本当？と首を傾げて、涙を拭いながら上目遣いする。

どうだ！！可愛らしいだろう！！

妹だよ、この娘は俺の世界一可愛らしい妹だぞ馬鹿野郎。

道行くヤロー共は羨ましい視線を投げてくる。なんとも甘美な気持ちだ。フハハハハハ！！！！

「え、えっ～と…冷奈の手料理がまた食べたいな～」

「本当ですか！！？？」

なんとか、泣き止んでくれた。

モジモジして、妹は両手を重ねて口元に当てながら、満面の笑顔を作り。

「お兄ちゃま…あのね…私ね。」

「うん、何？」

「お兄ちゃまの、お嫁さんになる～」

意識を扉に持っていかれたと思った。

兄妹の垣根を超えた…俺の妹がそんなドコロではないくらいに、愛さえあれば修羅場でも乗り越えて。友達がいなくても、生きていけるぐらいにバカなテストなはいよる気持ちを抑えて、迷える羊にＤＤなレディバトルな気分にさせた。