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…
ーつんざく悲鳴。
(…これが俺の精一杯だぜ。)
やり切った感満載。
目の前には真っ赤になった
転校生の顔がある。
いやーやっぱ顔は可愛いね!
なんでおっぱいないの?
さて、これで満足か同志よ。
キスしてるように見えただろ!
ディープはムリだ!
やったことない!
なんか言ってる転校生に
適当に返事をする。
なぜなら俺は、こちらを見る
平凡な少年の方に
気を取られていたからだ。
はてさて運命か。
必然か。
彼の不思議な眼差しは
とても気になった。
彼は、俺のヒーローに
なってくれる人だろうか。
…周りを見渡すと
明らかな敵意が転校生に
向けられている。
自分が蒔いた種だけど
ちょっとばかし後悔した。
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