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「え、転校生？！」
「あぁ…急だがね。」
個人情報が載った書類が
理事長から渡される。
写真も挟まれていた。
「こ、この子が…？」
あぁ…あぁ。
派手な髪色と瞳の色。
整った天使の如くのお顔。
純粋な笑顔は、むしろ
悪寒すら覚える。
王道来ちゃったよぉぉ！！
俺生徒会長やってけない！
「明日の夕方…4時半に
到着するようになっている。
誰か案内役を使いに出すように。」
「は、はい…。」
副会長、頼んだよ。
王道だもんね。
俺行かないもんね！
「ちなみに…彼は
私の甥なんだ。
よろしく頼むね。」
目が笑ってないです理事長。
怖い怖い！
俺にもヒーローは
やって来ますか？
及川さーん！
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