天使君が異世界に行く理由

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女天使「ルキ先輩~神様が呼んでたので休憩終わりに行ってあげてください」 ルキ「うぃ~」 ~ルキ休憩終了なう~ ルキ「神様呼んだかい?」 神「呼んだぞ。有給休暇そろそろ切ってくれね?期限ぎりぎり何だよね」 ルキ「良いけどそれだけじゃないだろ?」 神「ちょっと下界で人生とか魔生歩んできてくれね?」 魔生ってのは、魔物とか魔人として一生を過ごすってことだ ルキ「良いけどなんでだ?」 神「ルキ君は実力有るし、仕事の実績も有るからそろそろ神様にさせようかって会議で結論でちゃってさ」 ルキ「えー面倒だから嫌なんだが」 神「フィムちゃん部下にして自由にしても良いからさ」 フィムっていうのは、俺の上司で同い年で天使達の中ではアイドル的存在の天使だ 人間で言うところの十五~十八歳で美少女って感じだな ルキ「性的にもか?」 ちなみに、俺は天使とサキュバスのハーフだ 天使や神様の中でも上級の存在は差別とかしないぜ 下級の奴らは差別するけどな 神「おk」 俺は神様に娯楽とか教えてもらったんだぜ だから俺以上に神様は下界馴れしてる あ、下界っていうのは、上級の天使や神様が居る世界の狭間と上界を除いた世界全てだ ルキ「そのまま下界行けば良いんだよな?」 神「今回は、ワシがルキ君を転生させる形式をとるぞ」 ルキ「了解」 神「能力とか付けて良いかの?」 ルキ「まともな能力なら」 神「そういえば、下界で惚れた女が入れば天使にしても良いらしいぞ」 ルキ「じゃあ、天使化させる能力付けてくれ」 神「任せておくのじゃ。ついでに何か能力を付けておくぞ」ポワァ ルキ「能力付け終わったか?」 神「付け終わったぞ」 女天使「ルキ先輩休憩入るんで変わってください」 ルキ「今から下界行く指示されたから無理」 女天使「いいな~いいな~メイド服欲しいです」 ルキ「お前は自分で買ってこいよ」 女天使「えー」 ルキ「神様そろそろ送ってくれ~」 神様「そうじゃの~【輪廻無視の転生】」ブォーン 女天使「神様誰と交代で休憩すれば良いです?」 神様「今のところルキ君のおかげで効率大幅に超えてるし交代無しで普通に休憩すれば良いぞ。お前も有給休暇切っていけ」 女天使「了解です。じゃあ、この日からこの日まで良いですか?」 神様「良いぞ。これで天使達の来期の有給休暇減らされずに済むわ」 女天使「それはよかったです」
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