俺とおバカな女と

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「うん、いいの。そんなまこと君の言葉からはいつも充分愛が伝わってくるし。 それに、私が愛してるからいいの。」  ウルウル輝く真っ直ぐに俺を射貫く瞳を、恥ずかしくて見ていられなくなって目をそらす。 「やっぱりお前…バカだな。」  照れ隠しに悪態をつくしかない俺は、煙草に火を着けた。
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