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匠夜side
寒い…
雨が…
はやく終わらせて帰りたい。
「匠夜様、こちらは済みました。」
「あぁ。」
ん…？
ダンボールに傘‥
捨て猫か。
こんな寒い日に…
「‥ｸｼｭﾝ…‥」
くしゃみ？
猫が？
俺は興味を持って近づいた。
「!!」
そこには体を丸めて体育座りをしている子供がいた。
それをみたと同時にとてつなく、甘い匂いがした。
「おい…」
「‥‥ん…?‥‥‥」
コレは持ち帰り決定だ。
ﾊﾞﾀ
！
「大丈夫か。」
気を失って倒れた。
体育座りのままで‥‥‥‥‥‥
可愛いな‥
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