りんちゃんの(清々しい)朝

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ふっふっふっ、そう、俺はキゲンがいい。 なんせ、俺の悩みの種が解消されたんだからな! 今朝は、軋樹をせーちゃんと共に 学校に引きずってから職員室に放り込んできた← あとは先生とせーちゃんに任せれば一安心だ。 そんな俺は朝から存外キゲンがいい。 最近は軋樹のことで手一杯だったからな。 鈴「あ、おっはよー!ゆずっ」 楪「……おはよ。お前 顔気持ち悪いよ。」 鈴「ひど!www今日はキゲンがいーのよwww」 楪「なに、弟?」 鈴「おうっ!さっすがわかってんねーw」 楪「ついに脱引きこもり?」 ちなみにゆずには弟のことを話してある。 なんたって俺の親友、作戦も一緒に考えてくれた。 本当頼れるやつだ、毒舌だけどwww 鈴「そうっ!そうなんだよ!!今日からこの学校の生徒なんだよーっ」 楪「え、すごいじゃん。オメデト、」 鈴「あんがとー!いやーホントにいい朝っ!今日はお祝いだ!ゆず飯食いに行こーぜ!」 楪「あ、俺とお祝い会?」 鈴「ん?他に誘うか?爽とか?尚とか?」 楪「いや、別になんでもいいけど。おごり?」 鈴「やだゆず君ったら鬼畜ーwww(裏声)」 楪「最高に気持ち悪い。どこ行く?」 鈴「ひどいwwwつーか、それ俺のおごり設定?w」 楪「当たり前。」 鈴「まじ鬼wwwじゃーラーメン!!」 楪「男二人でラーメン?暑苦し、」 鈴「いーじゃんラーメン食いたいーー!!」 楪「別にいいけど。」 鈴「よしっんじゃ決まりなー!」 楪「はいはい、」 そう、俺はキゲンがいい。 なんせ軋樹が一歩踏み出したんだからな。 この行為が、例え俺の自己満足だとしても、それでいい。 とか思っちゃう俺は、相当なエゴイスト…………かもしれない。 でも、大丈夫。間違ってない、大丈夫。 俺にはラーメンが待ってる← 細かいことは気にしないで今日も楽しく過ごそう。 今日も笑顔で。
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