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その中をとろりと泳ぐのは塩素臭。 近所の誰かがまな板でも洗ったのかしらと考えながら私は扉をしめ、手にしていた鍵でガッチャリとかった。 かけおわった鍵を、左肩にかけたショルダーに放り込む。 それからお気に入りの青い傘を室内に置いたままだったのを思い出すがもう一度、鍵を探し、取り出して開ける気分にはとてもなれなくて辺りを見回した。
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