ホントノ私

一夜

天井が見える

暗い部屋

おでこに乗せられたタオル

少し硬めのベッド

「…………？」

まだぼんやりした意識だが なんとか身体を起こしてみる

ドサッ………

薬が効きすぎているのか うまく身体が支えられず、再びベッドに倒れ込んでしまった

そして気付く

少し離れた場所に眠っている人物の存在に

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