★2★

11/15
前へ
/149ページ
次へ
俺は部屋に戻り、すぐに寝室に向かった。 眠い…眠すぎる 俺はリビングの電気が 付いていることに気づいた。 「……蓮?」 「…!…奏汰。」  「まだ起きてたのか?」 「奏汰帰ってくるの待ってたんだ。」 「何で………」 「わかんねぇ…」 どうして蓮が俺の帰りを待っていたのかなんて分からない 。 だけど、 「はぁ………俺はもう寝る。眠いんだ。」 「………………」 「一緒に寝るか?」 「………え、奏汰………」 「なんだよ、嫌なら別にいーけど。」 俺は部屋に戻ろうとしたら、 蓮は後ろからフワリと抱きしめた。 「……嫌なわけねぇ……」 「あっそ………」 「奏汰………」 今日の蓮はやけに弱々しい… 何かあったのだろうか。 でも今日はふつーに強姦を防いだくらい…昼間に何かあったっけ?   寝るとき、蓮は俺を抱きしめてきた。そん時、眠すぎて抵抗する気にはなれなかった。 「………奏汰、……………だ」 蓮は今なんて言った? やばい、ほんとに眠い…だけど蓮が言った事も少し気になる… 「れ、ん……………」 俺はとうとう眠りについた。
/149ページ

最初のコメントを投稿しよう!

498人が本棚に入れています
本棚に追加