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とある日、 薫は委員会があったため1人で帰っていた。家に近づいた時薫は、ん?と思った。 椎奈が家の前で誰かと楽しそうに話していたのだ。 「(誰だろ…)」 相手は男だった。自分よりも背は高く、大人っぽかった。薫は妙な気持ちに駆られた。 「あ、薫。おかえり!遅かったねぇ」 椎奈はいつものように笑顔だった。 「椎奈。誰、そいつ。」 一緒に喋っていた男がそう言った。 「(何で軽々しく名前で呼んでんだよ…)」 「幼馴染みの薫。家目の前なの。」 「へぇー、今小学4?」 「うん、そうだよ。中学被らないのが本当にショック。」 ーーー椎ねぇは俺のこと兄弟のようにしか思ってない。 俺はずっと前から“好き”なのに… いつか、誰かのものになるの? もう一緒に遊べなくなるの? 早く、大人になりたい。 早く、椎ねぇに相応しい人になりたい。 .
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