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朱『あの…これ、洗って返しますね』
そう言うと如月先輩はきょとんとした表情をした
恭『なんで?』
朱『なんでって…』
恭『それは…君にあげたんだよ?』
えっ…
朱『そ、そそそんな!もらえません!』
私みたいなダサ子が…
こんな王子様みたいな人に優しくされるなんて…ダメだよ
恭『俺がそうしたいんだ?ねっ?』
でも、そんな表情されたら…
断れないよ
朱『じゃあ……ありがとうございます』
ハンカチはピンクの生地に花柄という可愛らしい物だった
朱『可愛い』
恭『気に入ったみたいだね!良かった♪』
朱『わっ!?今、声にでてましたか?』
恭『うん!!…可愛いね、…えっーと…』
朱『あ、私は………皆月です』
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