1話:私の日常と出会い

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朱『あの…これ、洗って返しますね』 そう言うと如月先輩はきょとんとした表情をした 恭『なんで?』 朱『なんでって…』 恭『それは…君にあげたんだよ?』 えっ… 朱『そ、そそそんな!もらえません!』 私みたいなダサ子が… こんな王子様みたいな人に優しくされるなんて…ダメだよ 恭『俺がそうしたいんだ?ねっ?』 でも、そんな表情されたら… 断れないよ 朱『じゃあ……ありがとうございます』 ハンカチはピンクの生地に花柄という可愛らしい物だった 朱『可愛い』 恭『気に入ったみたいだね!良かった♪』 朱『わっ!?今、声にでてましたか?』 恭『うん!!…可愛いね、…えっーと…』 朱『あ、私は………皆月です』
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