ダーリンは中学生

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「なんで…ここ知って…?」 「なんでだろーね?」 困惑して尋ねると、 笑い含みの声が返ってきた。 なんだろう、この子は。 先日の感じとは随分と印象が違う気がする…。 なんというか、こう…… 上手く言えないけど。 「え、家どこなの?」 この間会った店からは、かなり離れているし、用もなく来るような距離ではない。 一人で来たのならなおさら変だ。 「実は、俺んちこの辺なんだよね。 それより、早く鍵開けてよ。もう待ちくたびれた」
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