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ある日。
柚華(以下、柚)「ふっ!はっ!やぁっ!」
学園裏の森の中、一人格闘術の訓練をする柚華。
と
柚「ッ!誰です!?」
後ろを振り向き誰何(すいか)する。
しかし、見た限り誰もいない。
柚「誰もいない…?いや、そんな筈有りませんね。」
いつもと口調が違うのは、それだけ集中している証拠である。
柚「出てきてください。こちらは危害を加える気は有りません。」
しかし、幾度待てども誰も現れず…
柚「気のせいでしたか?いや…」
暫く考え込み、
柚「仕方無いですね。稽古の続きとしましょう。」
また、虚空へと抜き手を始めた。
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