閑話 二つの世界について

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この魔法世界には科学世界から移住して来た人間、俗称‘新たな民’は科学世界の魔法使いの間では本国と呼ばれている首都を盟主とし暮らしている あと他に北にそれらが混ざった連合があり あと、魔法世界に最初から暮らしていた先住民で、俗称‘古き民’はいまでは南の帝国で暮らしている あと一つ、魔法世界的に一番肝心な場所があるんだが…まぁ、あそこの事は追々話してやるよ 次に魔法だが、灯りを点ける、手を触れずに物を動かすといった魔法から、戦いのための魔法まで多種多様の魔法や魔法の品物がある 古今東西、なかには眉唾、耳にする事もないような魔術体系の物もあったな あと矛盾を含んだ遺物とかな 大きな区分としては、西洋魔術と東洋呪術などが主流 俺が使っているのは、主に西洋魔術だが流れの東洋呪術師に習った術もたまに使う あと時間だけは無駄にあったから、暇潰しに創った独自呪文もある さっきの竜を殺した(語弊)時に使ったのもそうだ 西洋も東洋もそうだが詠唱(譜音)に、こうしたいあーしたいなどの事象(効果)を想像し織り込むとあのような厨二魔法が出来上がる 誰しもが出来る訳ではないが… あ、あと西洋魔術ではラテン語またはギリシャ語に似た言葉と文字が呪文として唱えられている 俺は使ってないが
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