第2章

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【いいえ…私たちの下にもたくさんの『神』がいます。だからこそ、『決まり』が必要なのです。】 …まるで、今まで話してきた内容がその『決まり』ってやつを話すための前置きみたいだね。 何のつもり?一体何が目的なわけ? 【…その『決まり』の中に、第一柱から第十柱…十大主神(ジュウダイシュシン)には、相棒…パートナーを必ず選ばなくてはいけない、という内容があります。】 で、何? 僕にそれになれって? 【ええ。あなたにお願いしたいのです。 私の代わりにやって欲しいことがあなたにあるのです。】 つまり、何? 『相棒』は、あんたら『神』に出来ないことを、代わりにやる役割の奴ってこと? 【…そう、なりますね。 ですから、『相棒』は人神になるのでしょう。 唯一、下界…地上に降りることができる『神』たちです。】
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