第2章

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【…随分とあっさりと信じましたね… …あなたは疑わないのですか? 姿さえ見えない私を…】 …疑った方がいいの? 【いえ…ただ驚いただけです。 『神』の熱狂的な信者でさえ…疑ったので】 僕以外にもココに来た人いたの? 【ええ。】 その人たちは? 【地獄に落としました。 『神』を『神』の声、姿を疑った者は全て地獄に落とす決まりですから。 但し…生前、『神』の存在を一切信じていなかった者、曖昧な者は例外ですが…】 へぇ…神様にも決まりってあるんだね 【当たり前です。『神』は、私だけではないのですから】
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