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ガルル
周りでシルバーウルフの下位種ホワイトウルフが洞窟の外で誰かに威嚇していた。もしかして…人間?僕も人間。さらに、上級貴族。でも、今から5年前に捨てられた。当時の僕は魔力が全然無かった。今は魔物のみんなに魔力を解放してもらって魔法が使える。魔物とは魔力封印されていても何故か話せて仲が良かった。それが魔物使いの素質。嫌われ者の魔物使い。
虐待の記憶が強いから人間を見たくない。
ブルッ
考えるだけで悪寒がする。きっとホワイトウルフのみんなが追い払ってくれてるのだろう。
「そこの少年大丈夫か?」なんで人間がいるの?ホワイトウルフのみんなは?
「ホワイトウルフは俺が倒した。さあ、行こう?」
イヤだ。
ゼッタイイヤだ。
お願い、シルバーウルフのシン来て。
ウォォォォォ
『お前は向こうから逃げろ』
「うん。」
そう言って反対側から逃げる。
「待て。」
呼ばれた気がしたけど逃げる。
『ここから先は主人のために行かせぬ。ホワイトウルフは全員回復させてもらった。』
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