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カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
『私…お兄ちゃんと…一緒にいたいな』
「グヘヘ…俺もだよ~まきちゃぁん」
あ…やぁ! 俺は世中 零時!
今、俺の彼女でもある妹 まきちゃんと…
「アハハハハハハハハハハハハアハハハハハハハハハハハ」
想像しただけで笑いが出てしまう。
「零時! 起きてるの!?」
あ…母さんだ…
「起きてるよ~。」
そういや…もぅ朝か…
俺は窓に目をやった
カーテンの隙間から朝日が差し込む
「じゃあ、笑ってないで早く降りて来なさい!」
「…うん。」
あぁ…まきちゃん…
『え?…お兄ちゃんお出かけするの?』
うん…ごめんね、まきちゃん…
『そっかぁ…もっとお兄ちゃんと遊びたかったな~…』
あぁぁぁぁ…まきちゃぁん…
『ちゃんと…帰ってきてね?』
うん! 帰ってくれよ!
『行ってらっしゃい!お兄ちゃん!』
まきちゃんは満面の笑みで俺に手を振る
ダラダラダラダラダラダラダラダラダ
ヤバイ……鼻血が………
「零時ぃ!!!!!!聞いてるの!?降りて来なさい!!!!!!!!」
(・д・)チッ うるせーなぁ…
「今行くよ!」
じゃあね…まきちゃん…
ブチッ
俺はPCの電源を切って 部屋を出た
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